令和3年度 地域連携・研究推進センター活動報告書第8号
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261.はじめに ⑴ 減塩・ベジアッププロジェクト事業の内容 山形県は、要介護となる原因第1位の脳卒中や糖尿病等生活習慣病の発症を予防に取り組んでいる。山形県の健康課題として挙げられているのは、食塩の摂取過剰と野菜の摂取不足である。 当事業は、山形が誇る豊かな食を楽しみながら、「健康長寿日本一」を目指し、オールやまがた(県民みんな)で減塩と野菜摂取量の増加(ベジアップ)に取り組むものである。また、その取り組みに賛同し、「やまがた健康づくり応援企業」として活動を行っている企業がある。 米沢栄養大学では、それらの企業と連携し、県の取り組みを応援している。 ⑵ 減塩・ベジアッププロジェクト事業「やまがた健康づくり応援企業」である 味の素株式会社との連携 山形県民のソウルフードで“ハレ”のイメージのある「芋煮」の、野菜をたっぷり摂取でき、減塩でもあるアレンジレシピを考案した。(味の素の減塩製品である、顆粒だし、コンソメ、鶏がらスープ、塩などの製品を使用) 2.経過 考案したアレンジ芋煮のリーフレットが作成され、スーパーで紹介された。 また、 令和3年11月9日~12日 には、山形県 庁の食堂で、減塩野菜たっぷり「アレンジ芋煮」の 販売がされた。TVでも取り上げられ、県民に 減塩の取り組みが紹介された。 山形県減塩・ベジアッププロジェクト事業 県庁で販売された芋煮 北 林 蒔 子 実施期間:令和3年4月1日~令和4年3月31日 担当教員:北林蒔子 連携機関:山形県健康福祉部 がん対策・健康長寿日本一推進課

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