農林水産省では、2050年に向けて、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するための新たな政策方針として、2021年に「みどりの食料システム戦略」(以下、「みどり戦略」)を策定しました。
みどり戦略の実現に向けては、2050年に我が国を担う中核世代となる大学生や高校生の取組みが重要となります。
そこで、農業大学校や農業高校を含む大学生や高校生等の個人・グループが「みどり戦略」に基づいた活動を実践する機会として「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」(主催:農林水産省)が開催されました。
本学では、「有機農産物をもっと身近に!」というテーマで、有機農業に取り組む農家さんへのインタビューや有機農産物を使用したレシピ(調理)の動画を作成し、有機農業(有機農産物)に対する消費者の意識を知るためのアンケート調査の結果とともにポスターにまとめ、「みどり戦略学生チャレンジ」に応募しました。
(応募したポスターはこちら(農林水産省東北農政局のHPに移動します)からご覧ください)
その結果、東北ブロックで準グランプリを受賞しました!
そして、このたび、賞状を授与いただきました。
左:農林水産省東北農政局 山形県担当 松原地方参事官、右:学生代表の鈴木さん
左から、北林教授、鈴木さん、阿部学長
賞状授与に続いて行われた意見交換では、鈴木さんから、「管理栄養士は食で人の健康を支えるが、これからは地球の健康も考えなければならない。今回の取組みは、あらためて考えるきっかけになった」と力強い発言がありました。
本学では、食料・農林水産業の持続的な生産・消費に向け、栄養や食の観点から引き続き取り組んでまいります。